プレイステーション、プレイステーション2の後継として発売された、プレイステーション3 （PLAYSTATION 3）は、ソニー・コンピュータエンタテインメントが開発した家庭用ゲーム機で、日本では2006年11月11日に発売されました。CMや自社製品内ではPS3（ピーエススリー）などと呼ばれていますが、 プレイステーション・プレイステーション2と同じく、一般ユーザー間ではプレステ3と呼ばれることが多いです。プレイステーション3 （PLAYSTATION 3）は、PS2の性能を大幅に凌ぐ、新設計の高機能CPU-Cellや、同じくGPU-RSXを搭載する事で、大型ハイビジョンテレビ、フルHDテレビにも対応する家庭用ゲーム機として発売されました。プレイステーション3 （PLAYSTATION 3）は、著作権保護機能を持つ新規格のHDMI端子を採用し、記録メディアに光ディスク規格であるBlu-ray Disc（ブルーレイディスク・以下BD）を採用、BD-VideoやDVD-Video、音楽用CD-DAやSACDなどを再生する事が可能です。（40GBモデルではSACDの再生が省かれています）。
★プレイステーション3の最新情報を見る★
プレイステーション3では、一部のプレイステーション2規格のゲームソフトも再生可能です。ただし、40GBモデルではプレイステーション2規格のゲームソフトの互換性が無いため、プレイステーション2規格のゲームソフトの再生できません。プレイステーション規格のゲームソフトは、ソフトウェアによるエミュレーションによって動作するため、モデルによって違いますがハードウェアレベル、または、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによりプレイステーション2規格のゲームソフトに互換性があります。また、プレイステーション3専用のネットワーク配信ソフトやゲームの体験版、ゲームアーカイブスで配信されるプレイステーション規格ソフトなどをハードディスクドライブにインストールすることができます。2007年12月現在、プレイステーション3規格ソフトにはリージョン制限されていないため、日本版の本体で他地域のプレイステーション3規格ソフトも使用することができますが、SCEからの動作保証はありません。
プレイステーション3にはインターネットによるウェブページの閲覧が可能で、標準で独自のウェブブラウザがインストールされています。リンクなどの操作はパソコン同様にマウスポインタを使用し、アナログスティックやカーソルキーで操作し、ブックマークの保存、文字サイズの変更、表示文字コードの変更、アクセスしたウェブページのURL履歴の表示、など一般的なブラウザと同等の機能がプレイステーション3には用意されています。プレイステーション3は、音声についても、対応している形式ならダウンロードして保存後すぐ再生する事も可能です。これらのデータはHDDや記録メディアに保存され、ページ上の画像や動画はダウンロードしてすぐ楽しむことができます。更にプレイステーション3は、サイト上のフラッシュ動画なども閲覧できる、MacromediaFlashPlayer 7を搭載しており、複数のリンクを開くことなく複数のページに同時アクセスでき、各ウィンドウを縮小表示することもできます。
